8月18日、第3回目の鳴尾浜臨海公園での教室がありました。
まずは先週蒔いたタネの様子から。
この猛暑の中でも、先週まいたタネから芽がちゃんと出てました
残念ながら、タネだんごの方は出ておらず、再度トライすることに!
はじめての間引き菜はこれっぽっち
3回目のガーデンテーマは「プランターで育てよう」
都会で野菜を作ろうとすると畑が手近になかったり、スタートするまでにハードルがある場合があります。そんな時には、ベランダを菜園に変えてくれるプランター栽培の方法を学んでおけばいつでも野菜作りを始めることができますね。自分の食糧を身近で作る楽しさを知ってもらいたくて、子どもたちにもプランターでの栽培方法を学んでもらいました。
プランター栽培をするときには、どんな野菜を植えるかにでプランターのサイズや形が変わってきます。今回は根を深くはらない葉物野菜や小さめの根菜のタネを用意していたので、直径40cm高さ20cmほどの浅底のものを選びました。
プランター栽培では、自由に移動できたり、土を入れ替えたりできるという強みがあります。
その分、土の容量が少なく、根を張る空間が小さくなるため、野菜が居心地のいい土の状態や空間づくりが大切です。
まずは鉢底に水はけを良くする大粒の赤玉土を敷きます
次に通気性と水持ちを高めて土を軽量化するバーミキュライトと
通気性がよく土の微生物を増やす腐葉土を混ぜたものを入れます
プランターは土が少なく、とにかく乾燥しやすいので
底から水が出てくるくらいたっぷり水をかけます
穴をあけてタネをまくか、すじまきしたタネに土をかぶせます
プランターは持ち帰り、観察しながら水やりや肥料をあげるタイミングをみていきましょう!
次回は、プランター栽培の野菜を元気にする魔法の液体を作ります。
さて一方で、キッチンのテーマは「野菜のアロマを調合しよう」
野菜独特の香りに、ハーブやスパイスや調味料の香りが足されていくことにより料理のアロマへと調合されていくプロセスを楽しみました。
まずは、材料となるアロマの素を採取です。公園内で育っている野菜やハーブを探します。
バジルはスパイス・ルビン・グリーンラッフルの3種
そのほか、ミント・オレガノ・チャイブなどのアロマを採取
綺麗なブルーベリーも摘み取り
レモンバーベナ、レモングラス、ステビアはハーブティーに!
途中でセミの抜け殻を見つけたり、テーブルを飾るお花も摘みました
では、いよいよアロマの調合に取りかかりましょう!
まずは野菜そのものの香りを確かめます
合いそうなハーブを選んでいきます
たくさんある中から、自分の感覚を信じて選びます
野菜のアロマのベースとなるトマトをカットしていきます
斬新にブルーベリーを選んだ子もいました!
3種のバジルやシソをあわせたり、自分の好みで合わせていきます
アロマを調合してできたマリネはお持ち帰りの瓶に入れてお土産に…
ちなみに、堀田シェフはナスがベースの爽やかな香り(左)と
南国を思わせるあまずっぱい香り(右)の2種のアロマになりました
ベースとなる野菜に塩を振り、アロマを足しながら調合していくことで
マリネという料理へといつの間にか変身します。
プロセスをどれだけ楽しめるかで、料理がもっともっと好きになる。
料理がどんどん好きになる、そんなプロセスをたくさん作っていきたいですね。
最後に、、、
レモングラスとレモンバーベナとステビアのハーブティー
自然な甘味で爽やかな夏のドリンクになりました
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