猛暑の続く夏真っ盛りの㋇11日
第2回目の鳴尾浜臨海公園での教室
今日のガーデンのテーマは「タネ」
全ての野菜の命の源であるタネ。野菜がタネから育つことを知り、それぞれに色や形の違うタネがあることを学んだあと、たくさんの種類のタネが入った「タネだんご」を作ることにしました。
みなさんは、「タネだんご」という言葉を聞いたことがありますか?
「タネだんご」とは自然農法の方法の一つで、10種類以上のタネを粘土と土と水で混ぜ合わせて1cmの団子状にしたものです。 団子状にしたものを乾燥させることで、鳥に食べられるのを防いでくれます。また、タネだんごは粘土の保水性によって、雨水だけで発芽するというメリットもあり、蒔いた土地に合った植物だけが雨水により育っていくという自然の摂理に基づいた方法でもあります。人の手が及ばずとも育っていくタネの生命力を感じながら、自然に対する関わり方も考えてもらえるきっかけになればと願います。
では、「タネだんご」の作り方をご紹介しましょう!
まずは入れたいタネを選んでいきます。
タネの量をはかります。この量が基準になり、粘土、土の量が決まります。
「タネだんご」のレシピは、タネ:土:粘土=1:5:12
土と粘土を加えて混ぜ合わせた後、水を少しずつ入れて塊になる固さにします。
水を入れすぎないことがポイントです!
1cmの大きさに丸めます。
表面をつるつるにしましょう!
器用に丸めていきます。みんなでやると早いね。
あっという間に大量にできあがり
ガーデンに「タネだんご」を蒔きました。
蒔いた場所が分かるように目印を立ててバッチリ
「タネだんご」のほかに、ラディッシュ3種とミックスベビーリーフの種まきもしました。
どんな芽が出てくるのか、とっても楽しみですね!
続いて、キッチンクラスです。今回は、「サラダドレッシング」
園内の野菜を収穫した後、野菜に合うドレッシングの味を探っていきます。
ドレッシングの要素となる「あまみ」「からみ」「にがみ」「さんみ」を、自分の味覚を研ぎ澄ましながら、選択していきます。
「あまみ」の中にも、様々な甘さがあることを味見により体感していきます。
好きな味を見つけていき、組み合わせを考えていきます。
「あまみ」「からみ」「にがみ」「さんみ」の調味料を混ぜ合わせたところに
オリーブオイルを少しずつ混ぜていき、ドレッシングに仕上げます。
それぞれの個性が表れたオリジナルドレッシングが完成!
忘れないようにシートにレシピを残しておこう
カワイイシートはCHO-CHAN作!!
収穫した野菜をカットして盛り付けていきます
パッと華やぐサラダの出来上がり
自分で作ったドレッシングで食べるサラダは格別です!!
今日の教室での体験を契機に、味に対する興味を貪欲にもち続け、色んな新しい味を自分の中にどんどん取り込んでいってほしいです。探求することを私たち大人も忘れないよう、たまにはこのドレッシングづくりのように、出来上がったものを解体していく作業をすることがあってもいいかもしれませんね。
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次回は8月18日
ガーデンでは、お家でできるプランターでの野菜作り
キッチンでは、野菜・スパイス・ハーブのアロマを組み合わせたマリネ
参加者の方、絶賛大募集中です。ご興味ある方はぜひお越し下さい!
お申込み先 : 鳴尾浜臨海公園 TEL(0798-48-9386)
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