お盆を過ぎてもなお暑し。
残暑の中、第4回目スタートです。
今回は「畑の管理の仕方を学ぼう」ということで、苗の間引きを学びます。
土だけだった畝も、苗のグリーンが増殖中
「間引き」とは密集して植わっている苗の状態から、少量の苗を残して残りを抜くことを指します。苗がさらに大きく育つためには、栄養の取り合いや、葉を大きく伸ばせないなどの弊害を避けなければいけません。
そのため、過剰に密集している部分の苗を抜いて、栄養が少量の残ったものに効率よく届くようにします。通常は、弱くて細い苗や、大きく強すぎる苗を抜いて均一な状態の苗を残していきます。
間引きの仕方を学び中
「間引き」で抜いた苗は、葉も根も柔らかく、余すとこなく食べられます。「間引き菜」としてサラダやお漬け物にしたり、「間引き菜」ならではの美味しい食べ方も魅力的。
間引きを学んだ後は、いつものように野菜の生長を観察して、収穫していきます。前回のキッチンクラスで「美味しい!」と大好評だったカボチャ。そのカボチャの生長が感じれるように、ツルの先端に石を目印として置いて帰っていました。今回は、その石の位置からどのくらいツルが伸びたかを確認します。目印があれば、目に見えない生長を視覚化でき、子ども達も1週間の生長を一目で感じることができます。
手をいっぱいに伸ばして生長を確かめます
こーんなに伸びてる!
7月13日にまいたラディッシュも収穫
ナスもハサミでチョキッと収穫
ミニトマトはいつも鈴なりに実ってます
白キュウリも1週間で立派に生長
初収穫のネギ
1週間という短いスパンの中でも、生長を見せてくれる野菜。その収穫をする時が子ども達の一番輝く顔が見れる瞬間です。
自分たちが一番好きな収穫は、自然の恵みと日々の畑の管理があってこそ成立する。
スーパーで買うだけでは感じることが難しい「手に取るまでのプロセス」。
1週間ごとの恒例の収穫を通して、子ども達が「プロセス」を感じる瞬間が少しずつ増えていけば良いなぁと思います。時間と手間ひまが生み出す自然の恵みを享受しながら…
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