夏真っ盛りの8月10日
第3回のテーマは「野菜のアロマを調合しよう」
もぎたての野菜を手に取り、すーっと息を吸い込むと自然の香りに包まれます。そんな経験をされたことはありませんか?
野菜独特の野生の匂い。
この香りには、得手不得手があるかもしれません。
しかし、そこに香辛料や調味料が加わると、野生の香りは和らぎ、美味しい食欲をそそる香りへと変化します。今回は野生の香りに異なる香りが重なり、最終的にはおいしい料理になるという素敵なプロセスを子ども達に体感してもらいました。
もぎたての野菜を手に取り、すーっと息を吸い込むと自然の香りに包まれます。そんな経験をされたことはありませんか?
野菜独特の野生の匂い。
この香りには、得手不得手があるかもしれません。
しかし、そこに香辛料や調味料が加わると、野生の香りは和らぎ、美味しい食欲をそそる香りへと変化します。今回は野生の香りに異なる香りが重なり、最終的にはおいしい料理になるという素敵なプロセスを子ども達に体感してもらいました。
第3回 プロセスのご説明
Step1 : 野菜そのものの香りを知る
Step2 : ハーブとスパイスの香りを知る
Step3 : 野菜+ハーブ+スパイスのアロマを調合する
Step1では、子ども達にこれら3種の野菜の香りと味に向き合ってもらいました。
くんくん。まずは生の野菜を匂っています
今回の食材はトマトとカボチャ
各野菜の香りと味について、3段階で評定です
Step2では、まずハーブの香りを嗅ぎます。
用意したのは、バジル、レモンタイム、ブラックミントの3種類。
葉をちぎったり、手でこすり合わせたり
ハーブのアロマを確かめていきます
次に、スパイスの香りを嗅いでいきます。
用意したのは、シナモン、クミン、ブラックペッパーの3種類。
ホールとパウダーの両方を嗅ぎ比べます
自分の好きな香りを見つけていきます
野菜、ハーブ、スパイス、全ての香りを嗅いだところで、いよいよStep3
Step3では、野菜に好みのハーブ、スパイスを加えながら香りの変化を調べていきます。
まずシェフがお手本
今回の食材、トマトをカットしていきます
シェフのデモでは、黒こしょうとミントをチョイス
塩と白ワインビネガーを加えてマリネへ
その前に、味見。この幸せそうな顔…
では、トマトを切っていきましょう
こんなに小さいトマトも慎重にカット
収穫したイエローのミニトマトも入れます
塩とオイルと酸味も入れて
全体をザックリ和えましょう
バットに移して味を馴染ませたら
アロマのマリネ、完成!!
さて、気になる香りと味。
どう変化したのでしょう…
調合した香りを感じながらマリネの試食
食べながらシートに記入していきます
このシートをチラ見させてもらうと…
なるほど!
みんなの感覚が分かる気がします!
自分たちで香りを選び、合わせていくことで、美味しい一つの料理へ変化する。
そのプロセスにじっくりと向き合ったこのレッスンが、子ども達に料理の不思議さや楽しさを伝える一歩となってくれればと思います。
最後に、レッスン中の何気ない会話をご紹介
カボチャのマリネを食べたある女の子が「美味しいからもっと食べたい」と一言。「じゃあ、ガーデンのカボチャをしっかり育てよう。ガーデンのカボチャがもっと大きく育てばもっと食べられるよ」とシェフ。
このやり取り、何気ない会話と流してしまえばそれまでかもしれません。けれど見方によっては、子どもがガーデンの野菜に対して関わり方を自然に変えるための重要な鍵を握っているかもしれません。。
ガーデンとキッチンが、少しずつ繋がり始めた、そんな気がする3回目でした。
第4回目の来週は「触感と食感の違いを感じよう」です。
次回もどうぞお楽しみに!!
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