第1回のガーデンクラスの続きは…
CCOでのキッチンクラス。
第1回カリキュラムは、「野菜の色と形に目を向けよう」
内容を説明する堀田シェフの話を、真剣な眼差しで聞く子どもたち。
さぁ、一体どんなことをするのでしょう…。
ところで、皆さんは「トマトは何色?」と聞かれたら何と答えますか?
たいていの人はとっさに「赤」と答えるのではないでしょうか。
私たちは、生活の経験や知恵から野菜の特徴的な色や形だけを覚えていて、そのイメージで野菜を捉えています。でも、野菜をよくよく見つめてみると、1つの野菜の中にはたくさんの色が隠れているのです。
第1回のキッチンクラスでは、そんな既成概念の枠組みを取り払う試みをします。
そこで、1つの野菜から9つの色を探してもらうことにしました。パッと見ると緑一色にしか見えないピーマンやキュウリから9つも違う色を探すのは大変なこと…。でもきっとその先には、新しい発見があるはずです。
まず、子どもたちに好きな野菜を1つ選んでもらいます。
数分前にガーデンで収穫した野菜を選ぶのもよし。
その他、スタッフの家で収穫したトウモロコシやウリなども用意しました。
野菜を選び終わると、次は色を選びます。
用意した色紙は、実に109色。野菜を美しく彩る微妙な色合いにマッチするものをこの中から探します。選んだ9色の色紙を合わせて、最後にはコースターを作ります。
子どもたちは、まずはじめに典型的な色から手に取っていました。そのあとに微妙な色探しに取りかかり、ちょっと違うなぁ…などと言いつつ、野菜片手に様々な色紙を当てて色を探していました。
時には、野菜と選んだ色を置いてみて、見比べてみたり。
またある時には、野菜をクルクル回して、色紙の色と比べてみたり。
思い思いの方法でたった1つの野菜から集めた9色。
野菜色のコースターの完成です!!
コースターが出来たら、いよいよ本日の調理です。
今回は「色に注目しよう!」ということで、緑をピックアップしたグリーンスムージーを作り、色や味の違いを比べることにしました。
用意したグリーン野菜は、ベビーリーフ、ほうれん草、パセリの3種類。
作り方はとてもシンプル。
リンゴ(1/6)、オレンジ(1/8)、バナナ(1/2)、レモン汁(1/6)のフルーツと、グリーン野菜とが7:3の割合になるよう野菜の分量を調整し、最後に100ccの水を加えてミキサーにかけるだけです。
先ほど作ったコースターにのせて、グリーンスムージーの出来上がり!!
ドキドキの試飲タイム。
他のグループが作った違う味も飲み比べてみます。
気になるお味はというと…
ベビーリーフとパセリが人気でした。はじめてグリーンスムージーを飲んだ感想も、予想より美味しいとの声が多く、嬉しいことにほぼ全員のコップが空になっていました。
この味は、子どもたちの記憶にどう刻まれ、次に繋がっていくのでしょう。。
キッチンクラスでの体験が、子どもと野菜との新たな関係を築いていくきっかけになることを願って、その思いを次回へと繋げます…
第2回目の来週は「オリジナルドレッシングを作ろう」です。
次回もどうぞお楽しみに!!
次回もどうぞお楽しみに!!
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