2012年12月28日金曜日

こどもBOSAIカフェ開催のお知らせ


今回は初の試みとなる「こどもBOSAIカフェ」イベント開催のお知らせです。地球規模で頻発する災害への備えの大切さを物語るように、いまや「BOSAI」は世界共通語。
そんな「BOSAI」を、子ども達と一緒に「食」から考えるプログラムが、来春1月19日(土)・20日(日)・27日(日)の3日間を通して神戸にて実施されます。このプログラムは、NHKシンサイミライ学校の一環として行われます。




プログラムの3日間を通して、子ども達は災害時に重要な役割を果たす保存食・非常食・種について学び、オリジナルの「BOSAI食」を考えて作ります。1、2日目のプログラム参加は、神戸市立なぎさ小学校の児童に限りますので予めご了承下さい。そして、プログラム最終日の1月27日(日)には、JICA関西にて一般の方に向けて「こどもBOSAIカフェ」をオープンさせます。カフェは、プログラム参加児童が学んだ「BOSAI食」のおもてなしを通してお客さまと「BOSAI食」の学びを共有する場となります。カフェの詳細はコチラです。

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「こどもBOSAIカフェ」

日時:1月27日(日)13:00-16:00
場所:JICA関西(「イザ!カエル大キャラバン!」にて出展)
参加方法:参加費無料にてご自由に参加頂けます
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※プログラムの詳細は下記の資料をご覧下さい。








もしも災害が起こったなら、あなたは誰と何をどのように食べますか?」


当たり前にある「食」が、当たり前ではなくなる災害。日本を激震させた2011年の東日本大震災を受け、「食」から学ぶ防災の必要性はさらに高まっているように感じます。

災害が起こった後、すぐに必要となるのは命をつなぐ「食」。そして、時間の経過とともに次第もとめられるのは、未来を切り拓いていく「食」。「食」は栄養を与えてくれるだけでなく、人と人とを繋ぐ豊かで温かいツールでもあります。災害時だからこそ、困難を共にする人々と限られた資源を分かち合って食べることが、未来の希望へと繋げてくれるように思います。今回の「こどもBOSAIカフェ」では、「共有する心」を養う食のあり方を子ども達と一緒に考えていきたいと思っています。

来春で阪神淡路大震災から18年目を迎える神戸。そんな神戸の街で、私たちは「BOSAI食」という新たな種をまきます。皆さまも是非、「こどもBOSAIカフェ」での学びを共有しにいらして下さい。神戸市立なぎさ小学校の子ども達とともに、多くの方のご来場を心よりお待ちしています。

2012年11月6日火曜日

Sandwiches Garden @ アルチザンスクエア

淡路島の洲本市中央の一角に、レンガ造りとグリーンの芝生が広がるアルチザンスクエア。そこで「Sandwiches Garden @ アルチザンスクエア」を開催しました。今回は淡路島で作られた野菜、フルーツ、卵などたくさんの食材が並びます。



今回作るサンドは、3種類。
秋の果物のフルーツサンド、野菜たっぷりベジサンド、卵づくしのエッグチキンサンド。
はじめに、この三種類のサンドに使われている具材についての学びの時間があります。
まずは、フルーツサンドに使うイチジクのジャム作りから。

お砂糖の量を量って、イチジクを切ります
砂糖とイチジクをしっかり混ぜ合わせます
イチジクがトロトロになるまで煮詰めます

次に、ベジサンドにいれるオクラが成長するまでのお話と、今回使う淡路島で産まれた北坂養鶏場の卵についてのお話を聞きました。卵を産むニワトリは、120gのエサを毎日食べて、60gの卵を産むけれど、あとの残りは糞として出るそうです。その糞も野菜を作るための肥料に使われて、うまく循環しているというお話でした。

種から育ち、次の種になるまで
植える時の種は濃い深緑色


具材について学んだ後は、アルチザンスクエアへ Let's Go!
作りたいサンドイッチのチームへ分かれて作業開始です。

3種類ともまずはパンにソースを塗ります。
ベジサンドはパセリマヨ、エッグチキンはゴマソース、フルーツは生クリーム

誰が食べても全部の具が入っているように彩りよく並べていきます




フルーツサンドの仕上げは香ばしいナッツ
出来たてのジャムもたっぷり使います


秋の食材たっぷり「Sandwiches Garden」の完成!!

それぞれの完成はこちら
ベジサンド
エッグチキンサンド
フルーツサンド


淡路の恵みたっぷりのサンドイッチを前に
しっかり手を合わせて「いただきます」
大きな木の下のテントはなかなかいい感じ


この日はとにかく風が冷たくて寒かったので、
ホットレモネードも飲んでもらって体ぽかぽか。




一緒にサンドイッチガーデンを完成させてくれた子どもたち
美味しい時間、「ごちそうさまでした!」
みんな、楽しかったかな??



寒い風が吹く中、頑張って作って下さったお子さんや保護者の方、ご参加下さり本当にありがとうございました。またこのような機会を作って下さった洲本市民工房の皆さま、頼りになるスタッフの山田さんにも心から感謝しています。最後に、淡路での「Sandwiches Garden」に美味しい食材をご提供下さった地元生産者の皆さまにも、この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。


***************   食材提供   ***************
野菜、果物:地元農家の皆さん(西岡さん、山本さん)
レモン:平岡農園
※菜の花油、ひまわり油:洲本市役所 農政科


※洲本市が取り組む「菜の花・ひまわりエコプロジェクト」で生まれた製品
今回は、パンに塗るドレッシングおよび、野菜をグリルする際に使用させていただきました。

2012年10月30日火曜日

文化の日「Sandwiches Garden」 開催のお知らせ

文化の日の11月3日(土)、淡路島にてSandwiches Gardenを開催いたします。
前回の大阪北加賀屋に続くは、自然あふれる淡路!!


時間(2部制):1部10:30-12:00、2部13:30-15:00
場所:洲本アルチザンスクエアと芝生の広場
内容:ガーデンのようなサンドイッチを作ります
対象:小学生、幼児の場合は親子
参加費:2,000円(サンドイッチ、ホットレモネード、種のお土産付き)
持ち物:エプロン(調理しやすい服)
お申し込み方法:洲本市民工房HPから



みけつくにといわれる淡路には、食材がたくさん!!
そんな淡路だからこその限定メニューが、Sandwiches Gardenに登場します。


一つ目は、エッグチキンサンド
淡路島の北坂養鶏場にて大切に育まれた卵を使います。今回使う卵の種類は、純国産鶏の一種で白い羽をした「さくら」が産むほんのりさくら色の卵です。小さなひよこの時から大切に育てられてきた鶏たちが産む命の恵み。

小さな卵一つの中に、淡路島が生んだ豊かな味わいと作り手の想いがいっぱいに詰まっています。そんな卵は格別おいしいにちがいありません。定番のベジサンドとフルーツサンドとともに、みんなで楽しく作って、美味しく味わっていただきましょう。


二つ目は、グリーンレモンのホットレモネード
試食タイムに、平岡農園で無農薬で育てられたレモンを使ったホットレモネードをご提供します。今回は、この時期限定のグリーンレモンも使っています。グリーンレモンとは完熟前のレモンのことで、一般的な黄色ではなくライム色。


スーパーでよく目にする外国からの輸入レモンは、輸送中の長い時間の中で追熟して黄色になります。また国産レモンでも今の時期を逃すと、完熟して黄色になってしまいます。そのため、グリーンレモンは国産の印でもあり、今の時期だけしか楽しめないプレミアムなレモンなのです。そんなグリーンレモンの特徴は、森を連想させるような爽やかな香り。

レモンを切っていくそばから、スーッとしたフレッシュな香りが部屋中に広がります。そんなレモンと砂糖で新鮮な香りを閉じこめたレモンシロップを作ります。香りが砂糖へ染みいり、ゆっくり流れる時間が香り豊かなレモンのシロップへと仕上げてくれます。完成まではあと少し。爽やかな香りの優しい味になぁれ。Sandwiches Garden 淡路限定メニューのグリーンレモネードもどうぞお楽しみに…。



青い海に囲まれ、緑が生い茂る美しい島。
そんな淡路島で、食材の美しさ、美味しさに触れるひと時を是非ご一緒しませんか。島内の方は身近な美味しいもの再発見の機会に、島外の方は淡路島の美味しいもの探訪の機会にしてみてはいかがでしょう。

ご希望の方は、洲本市民工房HPからぜひお申し込み下さい。
見学したいという方、お手伝いしたいという方も気軽に遊びにいらして下さいね。
淡路島で皆さまと素敵な時間を過ごせることを、楽しみにしています!


2012年10月15日月曜日

Sandwiches Garden @ 名村造船所跡地

秋晴れの10月13日
名村造船所跡地で秋の番外編「Sandwiches Garden」の1day schoolを開校しました。


すみのえくアートフェスタ会場の中、種から育てる子ども料理教室も北加賀屋クリエイティブファーム収穫祭の一環としてワークショップ形式で参加させて頂きました。

みんなで綺麗なお庭のような大きなサンドイッチを作ろうということで命名した「Sandwiches Garden」。さて、どんな仕上がりになるのでしょう…


まずは教室で大切にしているガーデンとキッチンの「プロセス」について学びます。
一つ目は、種から次の種ができるまでの「プロセス」について。

オクラの種ができるまで

オクラの葉っぱや花、実を見ながら、種までのストーリーを聞きます

二つ目は、火を入れることによって料理に変化する「プロセス」について。

いちじくのジャムができるまで

生でも食べるいちじくも、火を通せばジャムへと変身


二つの「プロセス」について学んでもらったあとは、いよいよサンドイッチ作りです。
大阪でとれた新鮮な秋野菜とフルーツをたくさん使って、ベジサンドとフルーツサンドの2種類にトライ!!

①パンにソースを塗る
ベジサンドにはバジルマヨネーズ
フルーツサンドには生クリーム


②野菜とフルーツを順番に彩りよく並べる
レタス、ラディッシュ、ジャガイモ、サツマイモ…
洋梨、柿、ブドウ、イチジク…


③最後の仕上げ
パセリの苗から葉っぱを摘んで散らします。
作ったジャムをパンに塗ります。


「Sandwiches Garden」の完成!!
緑豊かに花咲くお庭のようなサンドイッチに仕上がりました。
ランダムに並べた Sandwiches Gardenも登場

秋風そよぐ中、みんなで食べる美味しい時間
自分で作ったサンドのお味はいかが?


今回は、参加して下さったお子さんたちにお土産を用意しました。
それは、ラディッシュの種と小さなビン。
ここでの思い出をビンに詰めて持ち帰り、家に帰ってからラディッシュを育て、イチジクのジャムを作ってビンに詰めてほしい…。そんな「思い出の種」のプレゼントです。「Sandwiches Garden」でのデキゴトが、料理をはじめたり、野菜を育てる小さな小さなきっかけとして、みんなの心に残ってもらえたら嬉しいです。

ビンの中は、ラディッシュの種とレシピ
CHO-CHANのイラスト付きレシピ
育て方と作り方を説明してあります。
夕雲舎の池島さんが夏教室のまとめとして
「たねこどプレスNo.1」を作って下さいました。
これもお土産に…


気持ちよい海からの秋風を受けながら「Sandwiches Garden」を開催することができ、とてもいい時間が過ごせました。同じ会場内では、収穫祭の他にも楽しいイベントが盛りだくさんでした。他のブースでの様子はみんなのうえんの活動日記からご覧下さい。Summer Schoolに続き秋の番外編として1 day schoolの機会を与えて下さった千島財団、住之江区の皆さまをはじめ、サポートして下さった全ての方にこの場をお借りしてお礼申し上げます。

そして、ステキな「Sandwiches Garden」を作って下さった皆さん
どうもありがとうございました!!

次回は11月3日(土)に「Sandwiches Garden」が淡路島にて再び登場します。
詳細が決まり次第、Blogにてお知らせいたします。
どうぞお楽しみに…