今回は初の試みとなる「こどもBOSAIカフェ」イベント開催のお知らせです。地球規模で頻発する災害への備えの大切さを物語るように、いまや「BOSAI」は世界共通語。
そんな「BOSAI」を、子ども達と一緒に「食」から考えるプログラムが、来春1月19日(土)・20日(日)・27日(日)の3日間を通して神戸にて実施されます。このプログラムは、NHKシンサイミライ学校の一環として行われます。
プログラムの3日間を通して、子ども達は災害時に重要な役割を果たす保存食・非常食・種について学び、オリジナルの「BOSAI食」を考えて作ります。(1、2日目のプログラム参加は、神戸市立なぎさ小学校の児童に限りますので予めご了承下さい。)そして、プログラム最終日の1月27日(日)には、JICA関西にて一般の方に向けて「こどもBOSAIカフェ」をオープンさせます。カフェは、プログラム参加児童が学んだ「BOSAI食」のおもてなしを通してお客さまと「BOSAI食」の学びを共有する場となります。カフェの詳細はコチラです。
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「こどもBOSAIカフェ」
日時:1月27日(日)13:00-16:00
場所:JICA関西(「イザ!カエル大キャラバン!」にて出展)
参加方法:参加費無料にてご自由に参加頂けます
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※プログラムの詳細は下記の資料をご覧下さい。
もしも災害が起こったなら、あなたは誰と何をどのように食べますか?」
当たり前にある「食」が、当たり前ではなくなる災害。日本を激震させた2011年の東日本大震災を受け、「食」から学ぶ防災の必要性はさらに高まっているように感じます。
災害が起こった後、すぐに必要となるのは命をつなぐ「食」。そして、時間の経過とともに次第もとめられるのは、未来を切り拓いていく「食」。「食」は栄養を与えてくれるだけでなく、人と人とを繋ぐ豊かで温かいツールでもあります。災害時だからこそ、困難を共にする人々と限られた資源を分かち合って食べることが、未来の希望へと繋げてくれるように思います。今回の「こどもBOSAIカフェ」では、「共有する心」を養う食のあり方を子ども達と一緒に考えていきたいと思っています。
来春で阪神淡路大震災から18年目を迎える神戸。そんな神戸の街で、私たちは「BOSAI食」という新たな種をまきます。皆さまも是非、「こどもBOSAIカフェ」での学びを共有しにいらして下さい。神戸市立なぎさ小学校の子ども達とともに、多くの方のご来場を心よりお待ちしています。