2013年12月11日水曜日

第6回 北加賀屋みんなのうえん

12月8日は、北加賀屋みんなのうえんでの6回目のレッスンでした。
芳しい香りに包まれたこの日のテーマは「スパイス」

スパイスって香りだけでなく、色や形も様々で大人の私たちでさえその組み合わせを考えながらカレーを調合すると聞くと、魅惑的な誘惑ノックアウトされてしまいます。
そんなカレースパイスの調合を子どもたちと一緒に行いました。タネこどの子どもたちは妙に大人びた内容を難なくこなすスーパーキッズです。

 
まずは、スパイスがパウダーとホールに分かれることを学び、パウダースパイスの組み合わせから、香り高いドレッシング作りに挑戦しました。苦味成分と辛味成分であるスパイスが、塩や砂糖、オイルと混ざり合うことで絶妙な味わい深いドレッシングに変わる面白さを体感してもらいます。何種類もある香りを一つ一つ丁寧に嗅ぎ分けていくと、なんとなくそれぞれの特徴がわかってくるような感覚がつかめます。嗅ぎすぎると鼻は麻痺しますが・・・


 
 
 
 
ドレッシングが出来上がると、お次はカレーには欠かせない「ガラムマサラ」を作っていきます。ガラムマサラとは、日本のお味噌のそうなものです。カレーを頻繁に食べるインドでは、各家庭でカレー用にホールスパイスを調合し、ミックススパイスを作ります。家族の体調や好みに合わせて、お母さんが調合していくのが一般的なようです。カレーを作るというのを、ホールスパイスをミックスして、挽いていくところからスタートさせると出来上がるまでの楽しみにがさらに広がりますね。

 

 
選んだスパイスによって、全く違う様相
 
今回は、三種類のミルを使って、すりつぶして、挽いてというその行為自体も楽しんでもらいました。電動ミルはとても楽にスパイスを細かくしてくれますが、時間がかかったり、乳鉢では細くするには適していないですが潰すには最適だったりします。ベストなミルは、コーヒーミルで適当な大きさに万篇なくひけるのでオススメです。
 

 
 思った以上に挽くのには力がいるんですね。
スパイスってそれほどまでに硬いもの!


ガラムマサラが出来上がったら、いつものようにガーデンへサラダ用の葉っぱを収穫に出かけます。 少ししかないように感じるガーデンの葉っぱも、みんなで食べるには十分な収穫ができるほどに育っています。彩サラダをつくって先ほどのドレッシングをかけて食べると格別の味!?

 

 
 
チキンとトマトを炒めて、自分たちで作ったオリジナルのガラムマサラを入れたカレーが出来上がっていきます。カレーはルーでなく、一から作れることを知ったことで、子どもたちのカレーとの新たな関係が築けたレッスンだったように思います。
 


 

 
スパイシーな香りに包まれながらの「いただきまーす」

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